私の場合には、視力の低下はどうしようもなく、小さいものも遠くも満足に見えません。小さな生き物観察用にNomeo デジタル顕微鏡を購入しました。とても安価なのですが、そこそこ使えそうです。
購入してすぐにテスト撮影した結果、いろいろと問題が派生しました。
結果的にはどこかで妥協点を見出すしか無いようです。
今回の機種は、モニターで見ることができるのが最大の魅力です。そのことには大変満足しています。
パソコンとの接続は数回実施しましたが、まだまだ私の方で理解できていないようです。
こちらの方はなれるまで待つしか無いですね。
パソコン接続にはソフトの入手が必要で、添付されていた資料のとおりでうまくいきました。
また、日本語のマニュアルがないので困っていましたが、こちらもネットで入手できました。
問題のみをランダムに記載します。
- 写真の縦横比が狂ってしまいます。(パソコン接続での撮影ではうまくいくようなんですが、顕微鏡単体で撮影した場合では横長になってしまいます。まだ十分理解できていません。)
- ピント合わせが辛い。ピント合わせのときに画面が揺れるので作業しにくい。
- LEDの明るさ調整が被写体により常に必要。明るさの調整を頻繁にしなければ全く見えない場合もある。
- 斜めの被写体はとても見づらい。平面(紙幣など)は楽に見ることができるが、斜面は工夫しなければなかなか見えない。
撮影のサンプルを掲載しながら、問題点を整理しておきます。
メダカの卵です。実際には、卵が生きていて動くのもよくわかります。これだけでも満足です。この撮影ではLEDの懐中電灯を追加して利用しています。
これは横長画像をPhotoshopで4:3に縮めたもののです。Lightroomではできませんでした。正直毎回の操作はしたくないです。
1円玉です。外部の光は利用していません。
付属しているアルミの台の上で撮影しています。
光を拡散しているので平面の場合には案外利用しやすいです。
こちらは、下に光拡散板を置いています。
他の撮影条件は同じなので、かなり見やすくなります。
特に立体的なものを見る場合には今後工夫できる材料かもしれません。
下に、ホワイトボードを敷いています。
顕微鏡のLEDの明かりが反射して実際にはかなり見づらいです。
光源の光が直接反射すると見づらいです。
同じ条件で、紐を撮影しています。紐が真っ黒になってしまいました。
下に光拡散板をおいて、更に懐中電灯の光を当てて撮影です。
立体的なものはやはり工夫しないとすんなりとは見えません。
虫の観察(動画です。)
実際には、まともに見える範囲だけを動画にしています。外部からの光を調節することにより、綺麗に見える場所が移動するんです。
今後、植物の種子や虫の卵などを観察したいので、もう少し、操作になれることと、光の当て方などを工夫していけば使えるかな?
また、今では不可能な、小さなものの工作もこれを利用すればできるような気もしてきました。
画像の圧縮比だけは気に入りません。
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