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2017年12月25日月曜日

電気柵(アニマルアースNEO)をソーラーパネルに改造する。イノシシ対策は今のうちに!

さて、暴走老人がまたも何やら考えております。(^^)
電気柵の装置をソーラーパネルにしたいのです。
このブログは発想からテストまで時間がかかりました。
一ヶ月の試運転を無事に終了できたので完成とします。
アニマルアースNEOの装置を結果的に1万円以下でソーラーパネル方式に切り替えることができました。
1年間無事に稼働できればもう一台も改造を考えます。
2016年に設置した古い装置です。今でも正常に稼働してます。
ブログに関しては考えの途中などの記載もありますので不自然ですが、もうこれで完成扱いにします。

電気柵は現在2台を設置しています。
1台は太陽光パネルですが、1台は乾電池方式です。
◎太陽光セット販売品 1台 3万円程度 2016年設置
◎乾電池方式単体購入(アニマルアースNEO) 1台 2万円程度 2017年設置

どちらもイノシシ対策ですが、電気柵のほうが効果は抜群だということを今回は、改めて認識できました。金網や有刺鉄線での対策は設置工事が疲れるのと、将来の維持管理を考えると断念しました。また、金網があるために行き場のない猪が人に向かってくることもあります。未だに行政は補助は金網だけという遅れた自治体も多いので、自作するしかないですね。

乾電池方式でも十分なのですが、電池切れのチェックが大変なことと、電池交換も面倒なので2017年設置の電気柵を太陽光パネル方式に変更したいと思います。乾電池方式だと1.5ヶ月で単一を8本で年間約8千円程度かかるはず。

さて、考え方は決まったのですが、実際に設計はこれからです。
できればバイクなどの経験者の方の意見などで設計や製作に当たりたいと思います。(バイク用のバッテリーをいま利用しているためです。)

猪が活発になるのは2月からですから、それまでに完成すればいいし、遅れてもさほど影響はありません。

考えがまとまっていないので、まずは整理。

  1. バッテリーは12Vで、現在のケースに入るものを選ぶ。寸法は?
  2. 倒れても液漏れしないタイプを選定したいが、値段比較はどうか!
  3. バッテリーは放電してしまうと寿命がなくなるというのは今でも同じと理解していいのか?
  4. 太陽光パネルの大きさをどうやって決めるのか?
  5. 配線はなにも考えないでバッテリーとパネルの直結でいいのか?
  6. 雨対策はしないほうがベスト!
  7. できれば5年程度は維持したい。
  8. 予算的には総額で1万円程度がいいなあ!
  9. うまく行ったら最初のセットも交換します。
  10. チャージコントローラーを取り付けてみることにしました。
さてここからは考えがまとまったら随時アップしていきたいと思います。

構想


上記はHTMLで表示させたものです。
うまく見えないときには同じものが以下のリンクで見えるはずです。
電気柵のソーラーパネル化

バッテリー

サイズ 152×65×100mm(H)現在利用しているサイズにするつもりです。
シールド型 バイク用バッテリー YT7B-BSをネットで調べたが、いまいちスペックが理解できないので思案中ですが・・・・・
バイク用 リチウムイオン バッテリー LFP7B-4 も考えてみたいが、実績が少ない。
要するに今の段階では2機種が候補なんです。

  • TAIWAN YUASA [ 台湾ユアサ ] シールド型 バイク用 YT7B-BS 4,000円
  •   LONG 12V9Ah 高性能 シールドバッテリー WP1236W WP1236W 3,000円
  • リチウムイオン バッテリー LFP7B-4              8,000円
決定:最も安価なものにした。理由は単純で、違いはよく理解できないので、様子を見たいのと安価でもそこそS校国と判断したためです。このサイズであれば装置の中に入るはずです。

参考(検討から除外した。):電気柵専用バッテリー 8,000円程度 40B相当と記載していますが、私が利用しているよりも規模が大きいもののようです。
ソーラーパネルを利用しなくても、この1台は充電器を利用すれば使えます(近くにAC100Vがある。)が、あえてソーラーパネル方式にしたいのです。

ソーラーパネルとコントローラー

今はさっぱり理解できていません。
バッテリーの容量と電気柵に供給する容量をどうやって計算すればいいのか?
冬の期間のほうが通電時間が長く、単一電池は余裕を持って一ヶ月持続すると考えると、
6000mahx1.5vx8本 = 72 wh/30日 = 2.4wh/日 以上の充電をしてくれる必要がある。
平均して、4時間の充電時間と考えると、販売してるパネルの容量が5Wタイプでいいのではないか?精密に計算する意味があるのかないのか?
5W程度であれば、3000円程度
失敗して買い換えるのも方法!(^^)

GWSOLAR 10W 薄型2.5cm  3,000円
Anself 10A 12V/24V LCDソーラー充電コントローラ 2,000円


決定:目についたものをそのまま決定した。
バッテリーとソーラーパネルは直結していいのかわからないが、とりあえずコントローラーを介して接続する。USB出力端子もあるので、センサーライトなども将来接続が可能になる。
どこまでまとまるかは今後の楽しみです。

2018/1/26に注文する。

 全てをamazonで注文してみることにした。
GWSOLAR 10W 薄型2.5cm  太陽光パネル、京セラ製セル使用 ¥ 3,780 
LONG 12V9Ah 高性能 シールドバッテリー WP1236W WP1236W  ¥ 2,950 
ソーラーチャージャーコントローラー ALLPOWERS 20A 12V/24V   ¥ 1,899 
LCD 充電コントローラー 電流ディスプレイ 液晶 デュアル 
計: ¥ 8,629
全てが1/30に入手できました。
 最初にソーラーパネルとコントローラーが・・・・

 翌日バッテリーが入荷しました。
コントローラとバッテリーの接続で液晶表示開始です。

 バッテリーの新品電圧は13.0Vです。
ソーラーパネルに説毒して3日目に確認したら13.7vまでじょうしょうし、朝確認してもほとんど電圧低下はありません。
今回の改造では十分効果が期待できます。

ソーラーパネルは固定しやすくするために、アルミパネルに事前固定しました。

バッテリーにソーラパネルから充電していることがわかります。

パネルに光が当たらないと従前している矢印が消えました。
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本体への組み込みは2/1完了しました。
USB出力は使うことはないと思いますが、機能の確認だけは済ませておきました。
稼働一日ですが、順調です。

2/4
最終確認し一ヶ月位テスト運転してみました。
設置状態です。

 購入したものはすべてうまくケースの中に入りました。
結果論ですが、バッテリーサイズを決めておいてよかったです。

 運転開始翌日からずっと13.7Vを維持しています。
バッテリーもソーラーパネルも十分に余裕があるようです。

パネルは今は紐で固定です。

外した乾電池ケースです。

考察(2/28完成)

  1. ソーラーパネルの発電方式にして大正解です。
    その理由は予想外でした。乾電池方式では電圧が低下すると本体の操作パネルの表示が正常であるのに、実際は発電していない時があることが判明したのです。単一乾電池8本で12Vですが、電池電圧が8Vくらいになったときにはだめでした。偶然ですが、私は身をもって体験しました。(^^)
  2. 乾電池代金の節約
    ほぼ毎月乾電池代に1,000円必要ですが、今回の改造に要した費用は8600円です。このままでは1年も経過しないで採算がとれます。
  3. 他への転用
    もう一台も保証書から判断すると、来年には買い替えが必要です。今回の改造をもとにパワーアップと強化更新が容易にできます。
  4. USB出力利用
    音波でモグラなどを寄せ付けない装置はUSB接続で利用できることが判明したのです。現在利用している機械は安価なためか、バッテリや充電回路がすぐに不良を起こします。これは別に確認テストしていますが、うまくいきましたが、電線をこれ以上畑に這わせないために中止しました。

別件

電気柵に関する販売材料が大幅にアップしていることと、材質が悪化している気がしています。これは確たる証拠はないのですが・・・・・
一応メモとして残すことにします。

  • 支柱(電気柵用)最近は金属にビニール被覆した支柱が安価に出回っていますが、理解して使用しないと接触して効果がなくなることがあります。私も一度経験し、FRPのし中に順次切り替え中です。するとFRP支柱が値上がりしています。
  • ワイヤー(ステンレス入り)の品質が悪いものがあり、色あせだけでなく、ちょっとした力で切れるものまで発生しています。時々通電チェックしてなんとか対策しています。
  • ゲートはあまりに高く感じたので自作しました。

    上が購入したゲートで700円位?
    下は自作ゲートで余っていたステンレス線と明治R1のケースです。加工時間は数分でできます。バネはホームセンターで購入し、一個100円程度です。今回は3箇所ですから4,000円程度浮いています。
  • フックも自作

    これもステンレス線で巻いているだけです。試運転でも順調でしたが、実際に使ってみても問題がないです。太さに気をつけて加工すれば直ぐにできます。


6 件のコメント:

  1. イノシシとの知恵比べですね。

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    1. ありがとうございます。此処から先は未知の世界ですから楽しみます。
      安く作るか、信頼性を確保するかで悩んでおります。
      のんびりと煮詰めますね。

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  2. 近頃またデフレ傾向が見えてきているようなのでそのせいで粗悪な資材が出回ってきているのでしょうね。昨今はソレに加えて人手不足もあって人件費は高騰しているようで中小の建設会社は苦しい経営を迫られているようです。その為資材費を圧縮する為に安価で粗悪な中国製のモノが入ってきているのかもしれませんね。

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    1. ありがとうございます。詳しいことは知りませんが、確実に価格アップになっているようです。
      もう少しで今回の工事は完了する予定ですが、自分のためにも少しまとめておきたいです。

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  3. 電池もソーラ―も大きい方が徳かと。44B19を39wで。バッチリです。

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  4. ありがとうございます。それはいいことですね。ここではこれでも十分すぎますが、同じような設備を3大設置し、容量の大きなものも考えています。参考にさせていただきます。

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