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2024年5月30日木曜日

ブドウのジベレリン・フルメット処理の実施(希釈方法の変更)うどんこ病 

2回目のジベレリン処理(6月15日)
一回目から2週間後ですからちょうどいい感じです。(昨年は病気のための大幅遅れ)
今回はフルメット処理も同時に実施します。
ジベレリンは一回目の希釈方法と同じです。
フルメットは1~2ppmなので水が2リットルなので2CCを入れればいいです。
2CCを水2Lに溶かせば1ppmの液が作れます。
1Lで液を準備します。完成後、水を追加し2Lにしました。
準備したものはジベレリン50mgを1袋
フルメット液
撹拌機

今回はこれを充電式噴霧器で散布しました。

いよいよ散布開始です。

赤い色素が見えません。なぜ?
色粉の量は今までと同じなのです。よく見るとわずかに赤い色をしているのですが、離れると認識できません。

少し時間が経過したら、もう乾いています。
ジベレリン処理を今回から浸透方式から、散布方式にしたためにブドウにしっかりついていないということなのでしょうか?
今年はこのままにします。収穫結果で見直します。
今のところうどんこ病は収まっているようですが、昨年までのことを考えると油断できないです。
瀬戸ジャイアンツはうどんこ病の枝を徹底的に落とし、葉っぱも密にならないようにかなり世話をしています。
(以上6月15日追記)
--------------以下は一回目の処理内容----------
ブドウ(シャインマスカット,ピオーネ,瀬戸ジャイアンツ)のジベレリン処理(一回目)をしました。5月30日
昨年は処理をしてすぐに入院することになり、今年は入院した日に処理をすることに決めていたのです。
処理方法も今後変更する予定なので、今回はその見直しのための準備も含めて実施しました。
ジベレリンは、住友ジベレリン粉末です。1.6gが1袋になっていますが、中身の有効成分(ジベレリン)は50mgです。これを25ppmで利用するので。
(50mg÷25)x1000=2000cc  (2L)
1袋を水2Lに溶かせば25ppmの液が作れます。
私の場合には1Lも必要ないのですが、昨年までは1Lで作っていました。(経費節減)ところが、半分にしたものがなくなったり、途中でこぼしたりして苦労していたのです。
そこで、今年からは
1.溶液を2Lで準備する。
2.処理を噴霧器で実施する。(作業が楽?)
以上2点の変更をすることにしました。


ところが処理する直前に噴霧器が故障していて、写真のように昨年と同じく浸透方式で処理しました。
ただ、2回目のリベンジ処理(2週間後)では噴霧器で処理するつもりです。
今回、撹拌機も準備しました。作業がとても楽です。
(SK11 ペイントミキサー  羽根径28mm)

前日までに花は殆ど咲いていました。
また、花切も一応簡単に終了しています。
今年もうどんこ病が来ています。
瀬戸ジャイアンツだけに来ています。

早めに消毒(トリフミン2000倍)で処理をし、疑わしい枝はすべて落としてしまいました。実は少なくなりますが、混み合った枝もなくなり病期の進行を抑えることを優先します。

コガネグモ
今年もたくさんブドウの中に住んでいます。

サルハムシ(ブドウの害虫)
コガネグモはこの子も捕食してくれます。

2回目のジベレジン処理が終わればこのブログをアップする予定です。

2023年5月18日木曜日

うどんこ病が瀬戸ジャイアンツに!すぐに消毒と撤去!

5月15日から、ぶどうの花切り作業を開始しました。
朝の散歩が済んでから朝食までの短時間の作業です。
一気に作業するとつかれるのと首が痛くなるからです。
作業は毎年ですが、ピオーネから、写真マスカットと進み、最後が瀬戸ジャイアンツになります。
ピオーネが終わり、全体の様子を見たら。瀬戸ジャイアンツにうどんこ病が発生しています。
今年は早い!
うどんこ病は瀬戸ジャイアンツだけに毎年発生するようになってしまいました。
すぐに方針変更で、消毒作業をすることにしました。
トリフミンを2000倍に希釈し、展着剤と一緒に散布しました。

うどんこ病です。
葉っぱの表面に白い粉を吹いています。
拡大してみました。

かなり広がっています。

ひどいものはすべて枝ごと撤去し焼却することにしました。
これでしばらく様子を見ます。

更に、ナイロンコードで除草しきれいにしました。

アカガネサルハムシです。
ブドウの害虫ですが、殺菌剤では死なないです。
捕獲してから他に逃してあげます。


花切り作業も少しアップしておきます。
ブドウのつるが一気に伸びてきます。このツルはすべてハサミで切ります。枝の先端も指先でピンチします。

ピオーネの花です。ハサミで先端を少し残してほかは全部カットです。
目算で40粒くらいにします。
この後で薬品処理があるのでそれほど細かくはしません。

瀬戸ジャイアンツは今年伐採しようとしたのですが、イネン伸ばしました。これ以上病気が来るようでしたら、やはり伐採します。










2021年6月14日月曜日

ジベレリン処理2回目・フロメット処理が終わりました。

 1回目のジベレリン処理から2週間経過したので、本日は2回めのジベレリン処理(フロメット処理を含む)をしました。
うどんこ病は消毒のおかげでかなり良くなってきたと思います。
瀬戸ジャイアンツだけしか発病はしていないようです。ダメ元で処理はしました。もう少し注意して様子を見ることにします。
ピオーネは前回のブログのとおり全滅です。したがってシャインマスカット中心の処理になってしまいました。

水:1000CC  
ジベレリン:2/3袋(前回の残り)・・・35ppm
フルメット(3cc)・・・3ppm
色粉 (赤のほうがわかりやすいので今後は赤にします。)
以上をよくかき混ぜます。

シャインマスカット

浸けます。

色がついているので、処理したかどうかがよくわかります。

すべての処理が終わると半分くらいに減ります。

これは、瀬戸ジャイアンツです。粒の形が丸いのですぐに分かります。
この後で、のんびりと不要な実をハサミで摘果します。
その後でもう一度うどんこ病の進行を確認し、必要ならもう一度消毒(殺虫、殺菌)します。
摘果作業は空いている時間に少しづつしているので半分くらいは、すでに終わっています。
それが済んだら、袋をかけていきます。
なんとか昨年よりもきれいなものを収穫したいです。

2021年5月31日月曜日

ジベレリン処理開始 あれ?ぶどうの問題整理と今年はうどんこ病がすでに! 

ジベレリン処理

ジベレリン処理を今年も開始しました。
処理そのものは昨年のやり方と同一で1時間ほどで終了しました。
処理の方法などは昨年のブログを見てください。

シャインマスカットにジベレリン処理をしたものです。
食紅を入れることにより処理が済んだかどうかがわかるので、とても気に入っています。

作業準備です。

サルハムシ、やっぱりいました。
きれいなんですが、れっきとしたぶどうの天敵!私を見るとすぐに死んだふりして落下です。

今年のぶどうの様子を説明します。
ピオーネは壊滅です。小さな花が1つだけでしかついていません。かなり木が傷んでいるようです。来年復活すればいいのですが・・・・
たった1つの花しかついていないのですが、処理しました。

シャインマスカットは今のところ順調です。

瀬戸ジャイアンツは今年は順調に花がついていたのですが・・・・・・
処理をしている途中で大問題を発見です。
うどんこ病です。
昨年は、うどんこ病により全滅したので、すぐにJAに相談しました。
うどんこ病にトリフミンが良いということで、すぐに購入しました。
翌日消毒です。
今年は昨年以上に収穫が厳しいかもしれません。

昨年の問題

昨年は収穫量では問題がなかったのですが、ほぼ全数に病気が来てしまって見栄えが悪くて残念な結果に終わりました。昨年の結果を要約します。
なかなか厳しいです。

シャインマスカット

糖度も十分で、収穫量も多かったのですが、1房の中に必ず、割れや見栄えの悪いものがありました。うどんこ病の影響らしいのです。
更に幹が害虫(多分コウモリガ)にやられ、かなり大きな穴を開けられてしまいました。処置はしたのですが、将来的には心配です。

瀬戸ジャイアンツ

うどんこ病により全滅です。身が割れ、固くなって姉妹、全く食用になりませんでした。実は2年連続の被害なんです。

ピオーネ

糖度が不足していました。同時に着色しなかった(紫色にならず、緑が残ったままでした)ので人気が悪くて困りました。

畑の整備

昨年の反省で、ぶどう畑の周囲の水はけを良くする工事をしました。
幹の周囲の土を盛り上げて、畑の周囲の土を取り去ったのです。うどんこ病対策です。
早くから準備し、改造作業に入ったのですが、作業を集中できないことが続き、結果的には4月にやっと完成したのです。このことがピオーネに影響したと思われます。

私のブドウ栽培に関してはサイトに纏めていますが、失敗ばかりです。

2016年8月24日水曜日

瀬戸ジャイアンツ!悲しい報告をしておきます。来年こそ頼みます。m(__)m

瀬戸ジャイアンツの悲しい報告をしておきます。今年の報告を終わり来年の準備を始めます。
失敗するとブログも更新する元気がなかったのですが、毎日楽しませてくれたのは事実なので、感謝と来年のためにまとめておきます。
今年(2016年)の反省点を気がついた範囲で残しておきます。来年こそ、ブドウ農家に近づきたい。
瀬戸ジャイアンツよりもシャインマスカットがいいと教えて下さる人も複数いますが、瀬戸ジャイアンツが豊作になるまで育てること決意したんです。このままではあまりにも悔しいのです。
豊作になったら浮気するかも・・・(^^)
  1. 冬場に幹を消毒するべきであった。石灰硫黄合剤
  2. 花芽が出る前の消毒(殺菌)
  3. 幹や葉っぱの見回りを行う。(今年は虫探しがメインでした)


前回はジベレリン処理までの様子でした。その直後に悲惨な事件(ブドウムシ)が起きてしまい、今年の収穫はは諦めざるをえなかったのです。
記録に残った写真をその日から逆の順番にアップしていきます。苦い思い出は下の方です。

 これを毎朝畑の見回りの時に数子だけ食べています。
美味しいですよ。今ではこれを毎日待ってくれる人もいます。嬉しいものです。
でも後数日でなくなります。

袋掛けは1つだけしました。
やはり袋をかけたほうが出来は良いようです。

 7/26
色が黄色が入ったものは食べても美味しいことが判明!
全部が色が違い、緑が濃いものは未だ苦い。
袋掛けをしていないためなんでしょうか?

7/15 
それでも生き残ったブドウ。
間引きをする元気も無くなってしまいました。

 6/30
またしても、残った元気な木にもうどんこ病です。
全体ではなく、雨が当たる部分だけのようです。
消毒しました。

 ブドウムシが入った部分から先っぽは結局すべて葉っぱが落下しました。
しばらくして枝も全滅です。

 僅かに残った元気な花です。
間引きや袋掛けをする元気になれません。

元気の無い部分を切り込んでいくと、少し元気になったところも出ます。
これは儚い夢でした。
結果的にはブドウムシが入った場所から先きは全て枯れました。

元気が無いのはどんどん茶色になります。

 元気な花

 せっかく付いた花は全部ダランとしています。
実は花のある8割が全滅したんです。

 ブドウムシ

ブドウムシを見つけました。

この辺りが怪しいとナイフで皮を削ります。
この部分から咲きの枝の葉っぱに現気がないんです。