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2018年7月18日水曜日

冬野菜の苗を育てる。キャベツ、ブロッコリー


内容(随時更新する予定)

1. 準備 1
2. 種まきから発芽 2
3. 水やり 2
4. 定植 2
5. 消毒 3

冬野菜の準備を整理することにしました。
毎年、冬野菜は7月中旬の頃から適当にしていたのです。ここで自分の頭の整理にと考えた次第です。
毎年準備するのはキャベツ、ブロッコリーと白菜です。本当は白菜の時期は少し違いのですが、・・・・・
いい苗を作った年の収穫が良かった気がしたので、苗の作り方を重点的に見直しました。

たまたま、タキイの資料が届いたので反省も含めて、よい苗の条件を勉強しました。
  1. 茎が太くて葉っぱが厚い。
  2. 軟弱徒長はだめ!
  3. 根がよく発達して、色が白い。
  4. 病害虫がいない。(これでよく失敗している気がします。)

注意点も真似するつもりです。
  1. 発芽するまではは涼しい場所に!(野ざらし禁止)
  2. 発芽後は西日をできるだけ避ける。風通しは良いこと!
  3. トレイの下に空間をつくる。排水をよくして、水は少なめにする。(夕方には培土の表面が乾くくらいがいい。これが厳しそう!)
  4. 病害虫の被害を確認し、見つけたらすぐに消毒する。

発芽適温と日数の目安
作物 発芽適温(地温) 発芽日数 生育適温
キャベツ 15 30℃ 23 15 20℃
ブロッコリー 20 25℃ 23 15 20℃
白菜

1.準備

準備するもの
  1. セルトレイ
  2. 種まき専用土
  3. 育苗場所
毎年植える苗の数からセルトレイを使っています。数が少ない場合はポットを使います。セルトレイは黒の5x1050穴)を一番良く使います。定植する苗の数は50から80くらいだからです。(白色のほうがいいらしいが所有していない。)
61272穴)も比較的よく使いますが、水やり忘れ対策で最近は少なくなりました。
8x16128穴)は今は全く使っていません。小さいセルトレイでは毎年水やりを忘れて、枯らしてしまったためです。
種まき専用土はホームセンターで売っているものです。実際に使用する前にかならず水やりをして、水を弾くかどうかをテストします。(最近は水を弾くものが多い!)水を弾く場合は、最初に水と混ぜてから使用します。
最初に、土と水(10%程度)を混ぜます。セルトレイに土を詰め、水をたっぷりとやります。それを数回繰り返しておきます。準備完了です。

育苗場所:雨よけができるように工夫する。家の軒下か、倉庫の軒下で育苗をする。(従来はカンカン照りの中でしていたが高温すぎて、発芽不揃いの原因だったようです。)
 2018/7/18 キャベツ3種類とブロッコリー(ハイツSP)
 種まき専用土

 やはり水分を弾くのでバケツで水を吸わせます。



 セルの中に均等に土を入れたのですが、水やりするとこのとおり不揃いです。



 最後に新聞紙を載せます。
そして保管です。

2.種まきから発芽

種まきは、セルトレイの準備が済んだらすぐに開始します。

 種をセルに1つづつ置いていきます。
 その後で軽く押さえます。

 次は少し砂を含む土を振るいで落とします。その後で覆土します、種が隠れる程度(種の数倍)にします。
覆土が厚いと発芽遅れになり、薄すぎると根上がりしやすい。
水やりは最初は注意深くゆっくりとやります。種が浮いてこないかなどの確認と水が貯まることがないようにします。


セルトレイの上に濡れた新聞紙を置いて、発芽を待ちます。

軒下で雨を防いでおけば発芽までは水やりしなくてもいいのです。時々確認はします。
通常は2日目以降に発芽が見られます。(種が古いと遅れます。)3割程度の発芽を確認できたら新聞紙を取り除きます。今度は不織布で覆います。
発芽が揃うのを待ってから地面から30㎝ほど上になるように台の上に載せておきます。

おまけ
今回は発芽の様子をパソコン上で確認できないかとチャレンジです。
 4種類の種を置いて!
 更に、ネニサンソを置いたあとで水やりです。

ハイツSPの種の様子です。水やり後すぐです。
2018/7/19  21:13
北ひかり(キャベツ)発芽しました。
実はこの種だけは今年購入した新しいものです。
ほかはまだ発芽が見られません。
7/20北ひかりはセルトレイも沢山発芽していたので、新聞紙を取りました。
他の3種類はまだです。7月20日も他の3種類はまだです。
種が古いと発芽は遅れるのが実証されました。
29日に種をもう一度植える。
北ひかり以外は発芽の失敗です。
異常な種が古いことと高温と種の表面を覆ったコーティングの要因が重なったのかもしれません。
室内で発芽の確認をしたのは全種類発芽したので、あとからもう一度考えます。

3.水やり

水やりの常識であるが、早朝に水やりをして、夕方には少し土が乾く程度がいい。(なかな継続できないで苦労する。)
セル育苗の場合にはどうしても周囲に水が不足するので、ゆっくりとまんべんなく水やりをする。中央はほっておいても水はたっぷりになる。
以下は知らなかったのでタキイの資料で勉強になりました。
  1. 発芽(タネまきしてから約一週間)から本葉がでるまでは胚軸が伸びる時期です。この頃は多くの水やりは不要です。土が乾いたら水をやるという考えです。今まではやりすぎたようです。
  2. 本葉(一週間後から2週間まで)はまんべんなく水やりをするようにします。生育が揃うようにします。
  3. 本葉が出揃う(二週間目以降)ころは水不足になりやすい。(つい忘れてしまいます。)この頃に水不足になりにくくするために、セルの大きいものを使うようになりました。本場が大きくなって4枚以上になると定植します。定植の数日前から水やりを少なくしてしっかりした苗に仕立てます。苗の色が悪くなったりしたら液肥を与えます。

4.定植





種まきから約一月で定植する時期になります。水やりのところで記載しているように時期を確認して定植をシます。定植をする2時間目に水やりをすると根が
崩れにくいです。
時の苗は育苗日数が30日前後で、本葉が4枚程度の苗ができるといいです。定植時期は高温で地温が高いことから植え傷みがしやすいので、セルトレイから取り出した時に根崩れをしないように注意します。定植する2時間〜半日前にセルトレイに水やりをすると、根崩れがしにくくなります。
例えば午前中に水やりしておき、夕方から作業するなどしましょう。
 苗を手で取ってスポッと取り出せるくらいに、白い根がしっかり巻いているのが理想です。苗を取り出す時にフォークを使うこともあります。
果物用の小さなフォークをセルトレイの縁に差すと、取り出しやすいのでおすすめです。
 定植に当たっては、土壌水分を確認し、施肥、畝立て後、白色のマルチを張り、地温の
上昇を抑えます。植え付けは夕方の涼しい時に行い、植え付け後は十分水をやります。
その後、不織布で覆いをし、葉からの蒸散を抑え、活着を促進します。

5.消毒

 キャベツなどには、チョウの仲間の害虫やアブラムシ類がつきやすいので注意します。発芽後、特に本葉が展開するころからハイマダラノメイガ(俗称シンクイ
ムシ)の幼虫などがつきやすいので注意します。シンクイムシにやられた苗は速やかに処分します。まず成功しない。育苗中は葉に虫や卵がついていないかを水やりの時にチェックするのですが、中な見つけにくいのです。
 定植前にセルトレイにプレバソンを潅注します。約一ヶ月間は消毒しないでも虫が来ないからです。本数が少ない時に、プリロッソ粒剤を株元に散布するといいらしいですが、使用したことがないです。一度試してみたい!
以上

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