僕はミサゴ!
何度も何度もダイブしても朝食にありつけませんでした。
そんなミサゴの物語です。
今朝の児島湖ではそんなミサゴに出会ったのです。
最後には空腹のままで立ち去った今朝のミサゴくんの物語です。
決してサプライズはありませんが、他人事とは思えなくて思わず応援してしまい何枚も撮影していたのです。
朝靄の中からやっと撮影できました。
実は遠くの方でダイブしていたのですが、撮影できなかったのです。
この時すでに他のミサゴは獲物を取って少なくなっていました。
空振りです。
恐らく私に気がついているはずです。
正面からの撮影は珍しい。
虚しく浮上です。
しばらくして上を見ると同じミサゴが、私の目の前で旋回をしています。
どうもさっきと同じ場所に向かっているようです。
岡山市内の工場が背景です。
どんどんこちらに向かってます。
私は帰り支度で歩いて移動していました。
やはり同じ場所に向かっています。
アオサギくんが何か言っています。
「お若いの、俺だって、ずっと狙っているんだ。でも無駄なことはしないよ!」
どういう意味なんでしょうね?
このアオサギはかなり前からここで同じ方向をじっと見ているのです。
そして私が帰るまで。
ミサゴがダイブするのはこの網の端っこあたりです。
(^^)
この場所で2度めも失敗です。
背景がオレンジ色になったのは私が移動しているためです。
一連の動きです。
またも3回目です。
今度は成功に見えました。
重い!
重すぎるのでしょうか?
やはりだめでした。
なんともう一回だいぶしてます。
このごカメラが不調
やっぱり無理でした。
結局このあともう一度挑戦したのですが、諦めて飛び去りました。
ミサゴよ!
明日も頑張るのかなあ!
ミサゴくん、私が少し教えてあげる。
客観的に考えると同じ場所に何度もダイブするということは大きな獲物というよりも、網にかかっている獲物と考えたほうがいいよ!
アオサギは何度もすぐ横で君が飛び込んでもずっと動かないでいたのは、多分漁夫の利を得ようとしているか、獲物が網から外れるのを待っていたんだと思うよ。
このミサゴ、私には忘れることができない子になりそうです。
明日食事できるといいね!
(^^)
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