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2024年6月8日土曜日

セグロアシナガバチ 不思議な行動ばかり!親はいないはず!?

 今年もセグロアシナガバチが営巣してくれます。
今回は観察途中ですが以下の2つのテーマを記載します。
「親はいなくなったはず!」「板をかじってどうする!」

親はいないはず

毎年のことなのですが、巣を作る場所はほぼ同じようなところです。
今年は、作業場所の上(毎年)や倉庫の他にチョコの小屋の横などを確認しています。
その中の一つ(私の作業台の上)でとても不思議なことが発見できました。
今年の巣(5月18日撮影)です。
この親を見た最後の写真です。この撮影の後からは親を確認できたことはありません。
実は監視カメラで4月から監視しているのです。

最初、4月19日に巣を発見しました。
4月13日に撮影したときには今年の巣はありません。
ここでは今年で3年連続で巣を作っています。
左が2023年で初めて無事だった。右(白い部分)が2022年(イソヒヨドリに食べられました。)今年はその間に作りました。
4月13日から5月18日までは順調に育っていたのです。
4月27日新しい巣を撮影です。

巣の中には卵が!
5月12日です。
もう幼虫に育っています。
とこそがその後から、監視カメラで親が映らない日が続きます。
5月29日、心配になって巣を確認に行きました。
待っても親は現れません。
幼虫は何も食べることができないのです。
蛹になっている子がいます。
この子達はどうなるの?
・・・・・
残念ですが、諦めて、このままにすることにしました。
6月5日に監視カメラが反応したのです。確認しても親はいません。


更に6月6日ヒメスズメバチが巣の周辺をウロウロしています。(ヒメスズメバチはセウぐろアシナガバチの幼虫を襲います。)
心配して確認に行くと!ヒメスズメバチの被害はないのです。
さらに・・・
親がいるようですが!?
体がとても小さいですね!
一番下の部屋が空っぽです。
もしかしたらこの子は空っぽの部屋から生まれたばかりの子供なのでしょうか??
監視カメラを頻繁に観察してタイムプラス映像にしました。
おそらく新しく生まれたセグロアシナガバチが巣の世話をしているようです。
ただ、外には出かけません。
継続して観察中です。

板をかじってどうする

今回もう1つの発見です。
板を削り、巣の材料にしているようです。


セグロアシナガバチはこの場所に集まります。
複数の蜂が来るのです。


そして、板をかじる姿を撮影できました。

すごいでしょう!
実際に木をかじる音がします。
この後で木の皮を咥えたまま飛び立ち、下のメダカの水槽にいきました。
水を飲むような様子でしたが、そのまま木の皮を咥えて何処かに飛んでいきました。
巣の材料にしているのは間違いないと思います。





2022年11月8日火曜日

セグロアシナガバチが遂にいなくなりました。原因は?ヒメスズメバチではなかった!

 昨年に続いて今年もセグロアシナガバチに遊んでもらいました。
我が家周辺にいつもいる場所からは遂にいなくなってしまいました。
個体は時々飛んでいますが弱々しいです。
昨年はもっと早くいなくなり、その犯人はヒメスズメバチだと信じていました。ところが、今回長期間観察できたことで、考えが変わってきました。
我が家からすべてのセグロアシナガバチがいつもいる場所から消えたのは2022年11月2日です。
我が家にできていたセグロアシナガバチの巣は全部で4つです。
①作業場所の上:24時間監視カメラを設置

②倉庫横のたらいの中:最初はタライの向きが違って隠れていました
③倉庫の中:巣を落とされていたのを発見(蛹は生きていた)
④倉庫横(小さな巣でしたが親がいなくてすぐに死滅 観察せず)
⑤巣は作っていなくて、ブルーベリーに親が集団生活

このブログでは①②③⑤の観察結果を記載します。
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①の巣は最も身近で作業の合間によく観察していました。
①の巣に関しては調査が遅れたので最後に記載します。
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③番の巣は存在に気が付かず、落下しているのを見て初めて気が付きました。
10月23日撮影です。

倉庫の入り口に落ちていたのですが、しょっちゅう出入りしているのに今まで気が付きませんでした。
この状態でタライの巣の下に私が移動したのです。

10月27日
なんと、何者かにかじられている様子です。
蛹がまだ残っています。
29日変化はありません。
31日 なにもないのです。
しかも、②の巣もなくなっていました。
ヒメスズメバチがここまで巣を破壊するとは考えられません。
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②の巣について
今年ヒメスズメバチが襲ったのを目撃した巣です。あの襲撃依頼何度かヒメスズメバチが襲ったのですが、大きな攻撃は皆無でした。
また、巣に来ても全く、襲わないところも目撃できました。
教えていただいたのですが、幼虫は襲っても蛹は襲わないらしいのです。たしかに私が目撃した限りその通りなのです。
10月7日撮影です。ヒメスズメバチに襲われた後でも巣を守って大きくしてきました。
10月29日撮影
10月31日撮影
巣は完全になくなっています。
つまり、タライにあった巣は全てなくなっているのです。
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⑤は巣を持っていません。
②の巣から3メートルくらい離れて、ブルーベリーの気があります。そこにセグロアシナガバチの成虫が集団でいたのです。
ブルーベリーの剪定をするときに偶然発見しました。すぐに剪定を中止して観察したのです。
9月28日最初に発見時撮影です。
1週間ほどでいなくなってしまいました。
それでも時々除いていました。
10月7日もう一度発見しました。数は少なくなっています。

10月10日雨
12日
29日
31日 この撮影を最後に全く見えなくなりました。
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①です。
この巣は監視カメラで常時観察できます。普段はモーションで動画撮影できるのです。
10月7日

27日
29日 巣の下が壊されています。
不思議には思ったのですが、まだ、ヒメスズメバチがいるのかとおもったのです。
ところが、後日調べて、とんでもない事件の始まりだったのです。

31日 まだ親はいます。親の撮影はこの日が最後でした。
親が消えた後に巣の変化はありません。
11月6日遂に観察を中止しました。
親は全く見なくなりました。

角度を変えて撮影です。
さて、事件の犯人が監視カメラによりわかりました。
正直驚きです。
イソヒヨドリは我が家周辺で今年育った、オスだと思います。
見事に巣を襲っているとこが写っていました。
しかも蛹を食べています。
②と③の巣を襲ったのもイソヒヨドリと考えたほうが良いと思います。
自宅で撮影」

家の前の電柱にもよく止まります。

初夏から、ずっとこの調子です。

たまに止まってくれます。ただ、作業場所の屋根にいることが多くて、死角になりなかなか撮影が難しいのです。
実は昨年も同様に壊された巣を1つ似ていたので、関係があるかもしれません。
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観察をやめて片付けるときにとんでもないことがわかりました。
畑の用具を除けたら、ひめの巣が見つかりました。
左が、セグロアシナガバチが巣を作っていたタライです。
全く巣の存在には気が付きませんでした。
餌の直ぐ側に巣を作っていたのですね!たしかにこの場所でよくヒメスズメバチを見ました。

壊れた?

巣は空っぽです。


寒くなっていなくなったのか?それともイソヒヨドリに襲われたのか?
来年の楽しみが増えました。









2022年9月30日金曜日

セグロアシナガバチの不思議!ヒメスズメバチに襲われないし、巣がないのに集団でいるし!

今年はセグロアシナガバチの巣が2つとも残っています。
(昨年は8月には巣もハチもいなくなっていたのです。)
2つの巣はほぼ毎日、観察しています。1つの巣は24時間、監視カメラ付きです。
9月も終わるのに2つとも巣としては無事なのですが、ただ、私としては納得がいかないのです。
なぜ?
どちらの巣も働き蜂の動きが少ないのです。最近は特に顕著です。
どちらの巣も、幼虫の姿を殆ど見ていません。
倉庫の壁にいるセグロアシナガバチ!
一度、ヒメスズメバチに襲われたのは見たのですが、それからは巣の修復を少ししただけであまり変化がありません。

こちらは、私の作業場所の真上です。手を伸ばせば触れます。
こちらの巣は監視カメラを設置しています。

9月28日に倉庫の巣にヒメスズメバチがやってきました。

するとセグロアシナガバチが急に動きが出ました。忙しく動き回っています。スズメバチに向かって行く様子はないです。

接近してきました。逃げ出す子も出てきました。

襲いそうです。

巣を止まったようですが、なにも襲わずに立ち去りました。
一瞬の出来事です。

セグロアシナガバチは呆然としてしばらくはこのままでした。
結局この後は巣に戻り、殆ど動きませんでした。
前回も、こんな調子で巣を襲わなかったのです。
なぜなんでしょうか?
幼虫の顔が見えないことになにか関係がありそうな気はするのですが・・・・・・
ヒメスズメバチはセグロアシナガバチの成虫を襲っているのは見たことがないのです。

その日の夕方、ブルーベリーの中にセグロアシナガバチが入っていくのを見ました。覗いてみるとこのとおりです。
結構激しく動き回っています。
しかし、いくら探しても巣がないのです。2つのストは無関係なようなのですが、それ以上のことはわかりません。
そして、こちらの集団は30日の夕方には消えていました。
このことは巣を放棄し新たに移動を開始し越冬する集団になるようです。
教えていただいたことは、今後ブログを修正する予定です。近日中に追加します。
セグロアシナガバチは本当に不思議な生き物ですね!

こちらは今日の巣の様子です。
たしかに幼虫の顔は見えません。
もうしばらく観察してみたくなりました。