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2015年6月26日金曜日

ギア雲台MHXPRO-3WG(Manfrotto):唯一の不満のクイックシュー改造できるか?

夜空の撮影がしたくてギア雲台(MHXPRO-3WG 13cm 0.75kg 4kg 200PL)を購入したばかりです。
予想したとおりで、私の場合には使う頻度はやはり非常に低いです。普段は手持ちと一脚が圧倒的に多いからです。
たまにこのギア雲台を使うのですが、実は気に入っているんです。
夜景やマクロ撮影で利用することが少しですが増えてきています。Manfrotto 三脚 055XPROBとの組み合わせが圧倒的です。
購入前の計画はこちらのブログを参照下さい。これほど計画のとおりに利用できることも珍しいです。

使うにしたがって唯一の欠点がとても気になってきました。
クイックシューはカメラのレンズ方向が決まっているのです。
クイックシューの決まりを守るとレンズを下向きにはできますが、上向きにはできないんです。つまりこのままでは星空の撮影ができない。
このように向きは決められています。
逆には取り付きません。

ところが、星空を撮影するときには皆さん平気でレンズを逆向きに取り付けているんです。
星を撮影するときは、クイックシューを一度、取り外して、向きを変えてから再度締め直してからギア雲台にもう一度取り付けする必要があります。

レンズ方向と逆に取り付けます。

私は、横着なので、なんとかそのままで向きを変えて雲台に取り付けたりしたことがあります。
そして、なんとか取り付いたような錯覚に陥ったんです。
しかし、それは間違いで少しの力ですぐに外れます。(この点が最悪なんです。幸いカメラは落下しませんでしたが)

ネットで困っているかどうかを調べると、Manfrottoの古いギア雲台の機種から同じ問題があるようです。皆さん別のシューを取り付けたり、シューの2枚重ねでその不便さを克服していました。
私は重くなるのと、高さが増すのが嫌なのでなんとかシュー( 200PL)そのものを改造しようと考えた次第です。
純正の200PLはそのままで今後も利用することにして、類似品を購入して改造します。

左は純正品です。右は類似品です。類似品は少しの力でネジが外れました。
カットした部分がすぐに理解できると思います。
成功すれば正規品を改造するかな!

ここに金具をつけるとうまく行きそうなんです。

翌日の加工
 左2枚はレンズ方向と逆向きで固定前と固定後です。
右上は何度もヤスリで削った時の写真です。微妙な位置で固定できることが判明しました。
この時が一番時間がかかったんです。
右下は下の写真で説明

下の部分は現物合わせで削っていきました。
こうすることによってクイックシューをスムーズにセットし、ロックが掛かることと、取り外しが正規の方向とほぼおなじになることがわかったのです。

実際の外観です。
アルミの板を接着剤でくっつけただけなんです。
その後で切削しています。
一応この状態で使用します。
試しに色々と撮影テストしましたが、正規品と比べるとはるかに操作しやすいです。

D7000に35mm単焦点レンズでクイックシューのテスト撮影
とてもうまく行きました。

少し昨日までの課題を整理!

  • どうやって金具を肯定するか?>>接着剤にしました。金属面を少しヤスってから綺麗にし、接着しています。
  • うまく脱着ができるか?>>脱着テストは一応夜間を想定して、見ないでもうまく脱着できます。更にロックも100%かかります。
  • 実際に使って問題は?>>1時間位いろんな撮影を想定して脱着しました。とても満足がいってます。

類似品のネジが抜ける件は何度も発生するので抜けないように対策しました。念の為に記載しておきます。amazonで「マンフロット200PL-14互換」で販売しているものです。
近く本番で夜景撮影に行く予定です。
問題が発生したらまた更新します。



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