朝の畑の見回りで、夏みかんの木に珍しい蝶が眠っているのを発見しました。
新種の発見かと思い、急ぎカメラを持って撮影です。
ところが、写真を見ると今までにも見たことがある気がしたのです。
数年前に、イシガケチョウと一緒に撮影したツマキチョウだと革新できました。
イシガケチョウのオスかメスかを判断したくても、眠っているようなので判別できません。
無理やり起こすのは可愛そうだし、そのままにして、何度も様子を見に行ったのです。
そして、遂に夢にまで見た写真を撮影できました。
ツマキチョウがペアで飛んでいるの姿を撮影できたのです。
私にとってはとても嬉しい一枚になります。
パソコンに写真を取り込んでから、大感動です。
(写真はクリックすると大きく見えます。)
さて、早朝夏みかんの枝に眠っていた子はオスだったのか?メスだったのか?
それが唯一の興味でした。
ところがこのペアが生まれた経緯を直接目撃することができ、もっと感動することになったのです。
朝の7時頃です。
よく眠っています。
夏みかんの新芽によくしがみついて眠っています。
実は少し枝に触れたのですが、そのまま眠っていました。
9時半頃です。
雨が降りそうになるし、もう居なくなっているかと心配し、なんども確認に行ったんです。
すると、夏みかんから白い蝶がひらひらと飛んで行くのを目撃できました。
やっぱりネギボウズに飛んで行ったのかと、納得したのです。
蝶はみんなネギボウズが好きなのかもしれませんね!
ところがネギボウズの下の草に着地です。ツマキチョウは夏みかんの木からここまではほぼ一直線で飛んできました。
なんと目的は恋人探しでした。
私の畑ではツマキチョウは年に一度見えるかどうかです。しかも1個体がやっとです。
なんで恋人がいるというのがわかったのでしょうか?
そのことが一番の感動です。
夏みかんの木からネギボウズまでは約20メートルですが、見えるわけがないはずです。
フェロモンか何かで目が冷めて、一気に恋人のところへ飛んでいったとしか考えられません。
ペアで飛んでいるのを何枚撮影したのかわかりません。
仲良くし始めました。
黄色いのは雄です。
下にはメスが居ます。
今朝はとにかく写って欲しいと祈りながらとてもたくさんの写真を撮影しました。
結果としては数%もまともな写真はありませんでした、嬉しかったですよ!
アニメーションです。私が慌てて撮影していたことがよくわかります。
しばらく戯れていたのですが、急にメスが居なくなりました。
雄は疲れたのか少し追いかけただけで草の上で休憩です。
ツマキチョウ、いい思い出をくれました。
5月の連休もどこにも行けそうにないですが、畑でカメラを持って歩くだけで満足するしか無いですね。
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