非力なエンジン式草刈り機で4本出しのナイロンカッターを使います。
モノタロウのナイロンコードカッター楽巻き叩き出し式4ウィングスを購入しました。半自動の繰り出し方式は何故かここでしか販売していません。
購入状態です。コードが4本出ています。このままで使ってみました。オレンジ色は付属コードの色です。
2本出しでも利用できるのですが、その予定はありません(従来品で十分)。
4本出しは高出力の機械で利用して人気が出ているようなのですが、私は低出力でしか使う予定はあありません。
4本出しなので草刈り機に負担が生じるのは仕方がないのですが、低出力の機械でも工夫すれば利用できそうな予感がしたのです。
年齢的にも草刈り作業は身体への負担が大きく、少しでも楽をしたいと考えて最後のチャレンジをしてみます。
メーカの取扱説明書を入手できました。本体購入時のものと同じです。
チップソーは長年安定して使っているので、今回はナイロンコードだけの話です。
今回購入した4本出しの利用目的は次のとおりです。
1.低速で安定して春の草刈りができること。(秋の枯れた草は期待していません。>>チップソーでやります。)
2.畝間の雑草除去ができること。(地面スレスレでカット)
3.みかんの下草刈りができること。同時にできるだけ草を細かく粉砕したい。(早く堆肥化するため)
分解してみて早速問題点発見。バネとワッシャーがすぐに外れて見失います。現場でのバラシは禁物です。解体したあとの再装着時に作業性が悪い。実際苦労しました。
ただし、解体する頻度が低いと考えられるので、注意して扱うしかないようです。今回の試運転で最も気になる点です。
合計で2日間、約2時間ほど今までのように草刈りをしました。
草刈り作業中に回転数を音で判断して作業をするのは今までの機械と同じです。最も効率よく草刈りできる方法なので、なれるしかないですね。
草刈り中の操作性などは特に従来品(2本出し)と大差はない感じです。
今は春草が出始めなのでとても順調に作業が進み満足です。
もう少し硬い草もテストしたいですが、時期が来ればわかるでしょう。
秋のセイタカアワダチソウや笹などは無理なのでチャレンジしません。
今回テストした結果を少しだけまとめます。
総合的な評価を先にします。ほぼ目的の通りの結果です。ただ、今までと比較して抜群に良いとは言い切れません。少しだけ楽に早く草刈りができそうだという印象です。それが目的だったのですが、もう少し期待はしていました。もう少し使ってみたいです。
低回転でも十分柔らかい草はカットできます。しかも今まで以上に細かく粉砕されていることがわかります。
低速回転ではすぐに回転が落ちる場合があります。これは予想していた通りでエンジン負荷がかかっているからでしょうね。
今のところ付属のコードでもオレゴンの2.4mmのコードでも大きな違いを感じません。
当たり前なのですが、コードの交換が4本出しのなので今までよりは少し面倒です。
------------最後に-----------
あくまで私の場合にはエンジン排気量が23CC小さく、非常に古い刈払機です。充電式草刈り機はまだまだ満足のいく機種は販売されていません。検討も諦めました。
ナイロンコードは色々と使ってきましたが、オレゴン2種類に落ち着いています(入手しやすい方)。(デュオライン 太さ2.4Φ と テクニ280 ドーナツタイプ 2.5Φ)
2020年から継続利用(写真はデュオライン)
理由は簡単です。私の用途では最もよく切れて長持ちします。その分価格も高いですが、満足しています。随分ほかも比較してきましたが、もうその必要はないです。
ナイロンカッターもお気に入りは今まで2種類です。これも色々テストしてから残ったものです。
1.最も気に入っている機種
楽巻カッター(GT-06)です。
半自動のコード繰り出し方式です。現在2台目で利用中ですが、安心して使えるために今後も多分使うと思います。
2017年からずっと利用
2.次に気に入っている機種
刈まるくん(手動繰り出しタイプ)です。
コードの長さを手動ですが、自分で意図したとおりに制御できるので草刈りをするときに構造がシンプルなので信頼性は最も高いです。ただ、コードが短くなったときに手動で繰り出すのが面倒と感じるときには不向きなのです。のんびりとマイペースで草刈りできるときには今でもこれを使います。とにかく上部で壊れないし、安心して使えます。最大の欠点は電気柵のコードが巻き付きやすく(4箇所の出っ張り部分)、電気柵の周辺では利用できないのです。
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