笠岡カブトガニ博物館での特別展示を見学に行きました。
今回見学に行った目的は標本の作り方を知ることです。
特に透明骨格標本はいつかはチャレンジしたかったのです。
早速、展示室に見学です。いろんな標本の作り方があってとても楽しかったです。
透明骨格標本の作り方を必死に理解しようと写真やメモで勉強しました。しかし、内容を整理していっている間に、私のちからでは到底無理であることを痛感した次第です。仕方なく自分で作ることは諦めて、要約だけを知ることで満足することに決めたのです。以下はその要点だけを!
メモ(私のメモ用であり、本気でつくる人はもっと詳しく知る必要ありそうです。)1.鱗や皮の除去 ホルマリンや染料の浸透を促進する目的2.ホルマリンの浸漬 10%のホルマリンに3-14日間漬ける。タンパク質を固定し、腐敗しないようにするため!3.ホルマリン抜き4.エタノール浸漬5.無水アルコール浸漬6.アルシアンブルー染色液浸漬7.無水アルコール浸漬8.50%アルコール浸漬9.ホウ砂水浸漬10.トリプシン液浸漬11.アリザリンレッドs染色液浸漬 金属イオンを赤く変色する。20℃程度で2日間12.0.5%水酸化カリウム水溶液浸漬 余分な染色とメラニン色素を抜いていく工程同時にタンパク質も分解されるので注意!1から7日間13.0.5%KOH:グリセリン=3:1溶液浸漬14.0.5%KOH:グリセリン=1:1溶液浸漬15.0.5%KOH:グリセリン=1:3溶液浸漬13から15の工程は各工程2日!0.5%KOLに対してグリセリンの割合を徐々に上げながら試料の水分をグリセリンに置き換える。16.グリセリン100mlに対してチモール25mg保存液へ入れて完成!薬品調合レシピアルシアンブルー染色液無水エタノール70ml+氷酢酸30ml+アルシアンブルー1,2mlホウ砂水(四ホウ酸ナトリウム飽和水溶液)四ホウ酸ナトリウム2.6g+蒸留水100mlトリプシン液ホウ砂水30ml+蒸留水70ml+トリプシン1gアリザリンレッドs染色液0.5%水酸化カリウム水溶液+アリザリンレッドs適量
きれいですね
ヤマカガシだそうです。
以上の内容です。
完全に諦めることができました。
その他の展示もとても気に入りました。
少し掲載します。
ジョウビタキの羽です。
カワセミの羽
これは全く知りませんでした。私は羽と信じていました。(やばい人です)
水族館で数えた経験あります。正確ではなかったですが、今回納得です。
(^^)
優れもの瓶(キャニスター)
早速探しに行きます。
私が少し知っていた知識はこれだけでした。
百均で結構準備できるんですよね!
今回の特別展示、とても良い企画と思います。
期間も長いので時間があればまた見学に行きたいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿