イノシシの習性を理解するために、調査しています。
今年の被害は深刻でした。イノシシにサツマイモを全滅され、畑の石垣なども破壊され始めました。(その時のブログ)
いよいよ畑を放棄するかを真剣に考え始めています。しかし畑はなかなか諦めることができなくて、もう一度イノシシと最後の戦いに望むことにしました。実際には放棄したほうが費用も発生しなくていいのですが・・・・
今回の調査は次の2点を目標にしました。
- サツマイモを来年こそ無傷で収穫できるようにすること
- みかん畑もこれ以上の被害を受けないこと
そのためにトレイルカメラでイノシシがよく出てくる場所の観察を行いました。
9月1日からイノシシの習性を観察するために、トレイルカメラを駆使しました。
(余談:安価なトレイルカメラなので、どうも故障してしまったようです。次を考えます。)
10月7日まで観察した逆順に上から順にビデオを掲載しています。
基本的な調査は今回で終了し、次からはカメラを新たに購入する目的と撮影技術の向上を目的にする予定です。
10月7日まで
イノシシの嗅覚の鋭さに驚いた記録です。
カボチャの切れ端を一切れ置いて観察したら、見事に一発で見つけました。
わざと放置した渋柿も平気で食べることを確認できました。
今回はタヌキの動きがとても活発だったんです。時期的なものでしょうか?
イタチも初登場!
自然豊かな我が畑!
まだ楽しめることがあるかもしれません。
一番来てほしくない場所に、何故かいつも被害が発生するんです。
この場所は確かに頻繁に通路に使っています。行き先は上の畑と柿の木がある場所と少し離れた場所の3箇所です。必ず戻っていないことから、周囲を一周できるようです。
それにしても明るいうちに活動するのが当たり前になっています。数年前までは暗いうちしか出ていなかったんですが・・・・
昼間でも危険なので、私は棒などで物音をさせながら山に行くことにしています。
私が近くに行くと逃げた形跡も残りました。
13日
観察場所をみかん畑の中にしました。
電気柵が停止しているときに、ここはひどく荒らされた場所です。
電気柵を通電したり停止して今回撮影してみたんです。
通電するとしばらくは寄ってきません。
しかし、停止したらウリボウが紛れ込んでいたのです。
この知覚で電気柵がない場所には石を掘り起こして遊んでいることがわかりました。
9月1日から
ここはサツマイモ畑です。電気柵をウリボウが平気で通過するのがよくわかりました。
したがって、この場所は電気柵と金網の二重の保護をすることに決定です。
このときにはすでにサツマイモは全滅しています。原因はイノシシと台風(竹が倒れて電気柵停止)のダブルパンチです。
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