今年植えた桑(mulberry,マルベリー)に黒い実が付きました。
購入したときから実がついていたのです。
早速試食した感じでは、期待していたよりも酸っぱいですが、味は好きです。今まで食した日本の桑の実とは少し違う気もします。
黒くなって、手で触るとすぐに落下するのを食べます。
赤いのを食べるとやはり酸っぱいです。
収穫できたのは7個です。
今年大きくして、来年はもっと収穫したいと考えています。
マルベリーの資料はあまり見当たらないので、図書館で本(マルベリーの恵み)を借りてきました。
知りたかったのは効能と増やし方です。どちらも本の中に記述がありました。専門的な知識が多かったのですが、自分で忘れないように要点だけををまとめました。
増やし方の基本は挿し木だそうです。たしかに購入した苗木も挿し木でした。実生(種から育てたもの)は技術的に難しそうです。種子が保護されているようで、そのまま種を蒔いても発芽しないそうです。種子の保護皮膜を除去するのが鳥なんです。鳥が桑の実を食べて消化しないで糞として出したときに皮膜が取り除かれて発芽するそうです。このことだけでとてもマルベリーが好きになりました。鳥にも少しあげるようにします。(^o^)
マルベリーの効能
杏仁豆腐に載っているのがマルベリーだそうです。マルベリーは体に有益な成分が沢山ふまれ、大昔から世界中でその効能が認められてきたようです。日本では蚕産業の衰退で桑の木が減少しているのが寂しいですね。
主な成分はカルシウム、鉄分、DNJ、GABAだそうです。
カルシウムや鉄分はラズベリーの約1.5倍以上もあるそうです。
DNJ(デオキシノジリマイシン)は血糖値上昇を抑え、低血糖も起こさないそうで、注目されています。ただ、桑の葉にたくさん含まれるので桑茶は私には敷居が高いかもしれません。
GABAは乳酸菌発酵製品の食品に多く含まれているものと同じです。主な効果はリラックス効果(ストレス軽減する)、血圧を下げる、睡眠の質を高めるなどの効能があります。
これらの他、ビタミン類やアントシアニン(ポリフェノール)なども含まれています。目の悪い私にはぴったりです。
ビタミンEも含んでいるので、老化防止、●ポリフェノールやビタミンEがたっぷり
桑の実は強い抗酸化作用をもつポリフェノールを非常に沢山含んでいます。また、同じく強い抗酸化作用をもつビタミンEやCも沢山含んでいるので、老化防止のいいはずです。
生薬としても乾燥させたものは昔から有名だそうです。桑椹(そうじん)
来年に期待します。
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